九州ゴールデンルートの旅 (part2)



 門司駅には、寝台特急などのための給水配管やホースがこのようにありました。
 なんとしばらくすると、ブルートレインが入ってきました。
これは本当に偶然でした。
 寝台特急「富士」です。

定刻より43分ほど遅れて運転しておりました。 本州地区で一体何があったのでしょうか?
 やはり、今年のダイヤ改正では、ブルートレインは大きな転換を迎えました。

 まず、このロビーカー。本当に良いフリースペースなのに、なくなるのは、ホントもったいないです。
 このように、乗降口を見ると、フラッと車内へ入り、遠くへ行きたい・・・という欲求が沸いてきますよね。

この門司駅にも、カメラを構えた、老若男女がたくさんいて、「富士」を撮影しておりました。
 再び、普通列車に乗って、小倉駅へ戻ってきました。
 小倉駅には、このような寝台特急「さくら」に関しての写真や説明などが飾ってありました。

 わたくしたちもここからある列車の惜別乗車に向かいます。
 こちらの9時04分発の特急「いそかぜ」です。
 キハ181系に乗るのは、わたくし生まれて初めての経験です。

そして、この「いそかぜ」も3月のダイヤ改正で廃止になる特急です。
 列車の入線当初は、警察官や駅員の人の警笛が鳴りまくりの状態で、ちょっとした喧騒な状態でした。
 しかし到着して、しばらくすると、このように余裕で写真を撮ることが出来ました。
 さっそく車内へ入ることにします。
 このようなデッキも国鉄時代ならでは・・・という感じですね。

 地元民からは、この「いそかぜ」の廃止はショックと言うことを聞き、いづれ復活する!なんて大声で叫んでいた人もいました。 
やはり、九州⇔山陰のルートが奪われるのですから、たとえ利用者が少なくてもショックであることは変わりません。
 今では考えられないような洗面台です。

 この洗面台で水を流しながら、両手を使って顔を洗える人がいたら、ぜひお友達になってみたいです(笑)。
ちなみに、コックのところをずっとおさえていないと水は出てきません。
 座席のほうは、リクライニングシートとなっておりました。
しかし、転換してボックス状態にすると、恐ろしく座席間隔が狭い状態になりますので、これは不便です。
 やはり、惜別乗車が多いので、自由席は、ほぼ満席状態でした。
なお、指定席のほうは、たくさん空席が残っておりました。
 定刻どおり、発車し、無事に関門トンネルを抜けて、下関(しものせき)駅に近づいてきました。

 下関では、とうとう自由席は満席となってしまい、立ち客まで出るようになりました。
 山陰本線に入り、しばらくすると、海が見えるようになってきました。
 少し曇り空でしたが、山陰の海は綺麗でした。
 そこをキハ181系「いそかぜ」は、走っていきます。
 9時44分、川棚温泉(かわたなおんせん)駅に到着しました。
ここで、わたくしたちは下車しました。

ほんの40分ほどの乗車でしたが、良い体験をしました。 これで、「いそかぜ」の惜別乗車は終わりました・・・
 駅前でタクシーを拾って、川棚グランドホテルへ向かうことにしました。
 もちろん、温泉に入ることにします。

 川棚温泉は、わたくしたちの地域ではあまり有名ではないのですが、このあたりでは有名なようです。 ならば、期待できる温泉のはずです。
 早速温泉に入ることにします。

 8月にリニューアルされたので、このように綺麗な温泉で露天風呂も最高でしたが、時間が無いので、早めに切り上げることにしました。




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